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Fog in London

昨日もブログに書いたけれど、イギリスは1997年来の寒波で、毎日寒い日が続いている。イングランド南部地方、マイナス8度を記録したところもあるようで、凍った路面による交通事故等も報告されている。私も子供の頃以来、ひさしぶりに足にしもやけができてしまった。 ロンドンは北緯51度と、北海道より緯度が高いので、「ロンドンは寒い」というイメージを持っている人が多いけれど、メキシコ湾から大西洋を通ってくる暖流のおかげで、夏は涼しく冬は東京よりも暖かいことも多いという、温暖な海洋性気候に恵まれている。冬の最低気温5度〜最高気温8度前後。氷が張るような寒さに気温が下がることは滅多になく雪もあまり降らない。緯度が高いため夏は日照時間が長く、夜10時頃まで明るいけれど、冬は4時頃には薄暗くなり、1日があっという間に終わってしまうような気がする。 また、ロンドンは「霧の都」と呼ばれているように、霧が多いイメージがあるけれど、実はそんなに霧が出ることはない。産業革命以降、公害、特に大気汚染が深刻で、石炭の煤煙によるスモッグの発生により、「霧の都」と揶揄された。しかし1952年のロンドンスモッグ事件以降、「大気浄化法(Clean Air Act)」が施行され、大気汚染は大きく改善、それによって霧の発生も少なくなったようだ。 ロンドンは、曇りがちな天気が多く雨もよく降るけれど、一日雨が降る日は少なく、むしろ年間降水量は日本の半分以下。雨が降ったり晴れたり曇ったり、というようにコロコロお天気が変わるので、随時天気予報のチェックが欠かせない。なので、私のブラウザのホームはBBCの天気予報サイトになっている。日曜日からぐっと暖かくなるようなので、もう少しの我慢。 As I wrote in my blog yesterday, it is freezing cold everyday in UK – the coldest since 1997. Temperatures in parts of southern England are set to plunge as low as -8C tonight, … Continue reading

Frozen Britain: the Country in Chaos

先日、イタリアから帰って来た。イギリスは今、クリスマス前から続く寒波で、非常に寒い。1981/82年以来、最悪の寒波で、最高気温10度前後だったイタリアの気候に慣れていた体には応える。天気も悪く、帰ってから毎日空はどんより、雪がちらついている。帰りの機中から雪に覆われた光景(上の写真)を見て、2時間弱のフライトで、景色がこんなにも違うものかと不思議な気持ちになった。 イギリスの冬は高緯度の割には温暖で、厳しい寒さに慣れていないので、大寒波が来ると途端に立ち往生してしまう。幸い私たちのフライトは1時間半遅れでヒースロー空港に到着したけれど、国内便、ヨーロッパ便を中心に、ヒースロー空港やガトウィック空港等でキャンセルが相次いで、人々の足に支障が出ている。鉄道の遅れも多く報告されており、12月19日から3日間運休して大ひんしゅくを買ったユーロスターは、7日にまた英仏海峡トンネルで止まってしまった。寒波が原因の事故も増えており、これ以上悪天候が続くと、道路徐氷用の塩不足も予想される。道路の凍結や雪で食物の供給も滞り、悪天候で消費も落ち込み、経済への打撃も深刻だ。多くの学校は休校になり、今週予定されている、義務教育修了時に受ける全国統一試験(GCSE/General Certificate of Secondary Education)にも支障が出る可能性もある。 とまあ、いろいろ混乱が伝えられているけれども、足元が良くないことと交通機関の遅れやキャンセル以外は、ロンドンの街は一応機能している。しかし、0度前後の気温と雪であたふたするとは、たとえ比較的温暖と言っても、冬は平均気温(ロンドン)が5度前後と決して暖かくはないのだから、もうちょっと準備を頑張っていい気がする。 イギリス気象庁(Met Office)の予測は近年ことごとく外れていると、批判の的だ。昨年夏は「バーベキュー・サマー(バーベキューが楽しめるほど暑くて天気のよい夏)」になるという予測を出していたにも関わらず、7月は100年ぶりの歴史的大雨と、雨続きの冷夏に終わった。また、2008-09年冬も暖冬予測を出していたが、一部地域の1月の夜間気温は20年来の寒さ、2月には大雪に見舞われた。そして今年の冬は暖冬である確率が高いと言う予測を出し、気象庁はすっかり面目を失った。しかし気象庁長官は、2008/09の期間に25%もの昇給を享受し、首相より多くの給料をもらっているにも関わらずこの体たらくと、厳しい批判にさらされている。 We came back from Italy the other day. It has been very cold in UK due to the cold front from Russia staying in UK from mid-December, and it is the … Continue reading

Roni Horn aka Roni Horn @ Tate Modern

アメリカ人ビジュアルアーティスト・Roni Horn(ロニ・ホーン)の、イギリスの美術館での初のメジャーな展覧会となる「Roni Horn aka Roni Horn」が、テート・モダンで2月25日から始まる。70年代の初期の作品から現代まで、ドローイング、本、フォト・インスタレーション、彫刻と多彩な作品群が展示されたエキシビションは、ロニ・ホーンの可変性(mutability)と場所への興味を探究したものだ。 特に目を引いた作品は、彼女の「水」とその可変性に対する興味を体現したガラス彫刻4点(「Pink Tons」「Opposite of White, v.1」(無色ガラス)「Opposite of White, v.2」(黒ガラス)「Untitled (Aretha)」(赤ガラス)。また、アイスランドで撮影された写真の、フォト・インスタレーション、「Pi」 と「You are the Weather」も、アイスランドの雄大な自然と少しうら寂しい雰囲気が感じられる、よい作品だ。「Pi」は、45枚のポートレート、動物、ランドスケープを組み合わせた作品。1人のモデルを使って、雨、霧、風、晴れの違った天気の中、アイスランドの様々なプールで撮られた100枚の写真を使った「You are the Weather」は、天気によって表情がかすかに変わるのが面白い。ホーンの姪・ジョージアの、子供時代からティーンエイジャーへの転換期に撮影された写真、1枚目と数秒後に撮られた2枚目の計48枚ずつを、向かい合うふたつの壁にグリッド状に並べた「This is Me, This is You」(展覧会の外に飾られている)も、生き生きした少女の表情が可愛い。 American visual artist Roni Horn‘s first major museum show in the UK, ‘Roni Horn … Continue reading

Snow Chaos in Lodnon

ロシアからの寒気の影響でロンドンは18年ぶりの大雪。夕方6時のニュースで、ロンドンの積雪量は20cmを記録したそうだ。1月9日付けのブログでも書いたけれど、ロンドンは高緯度にも関わらず、冬でも比較的暖かく、雪もあまり降らない。よって、雪に慣れていないロンドンの交通システムは大混乱に陥った。多くのフライトはキャンセル。鉄道も遅れ・キャンセルが相次ぎ、地下鉄もいくつかのラインが運行停止になった。24時間運行のバスも昨夜から運休。日頃は渋滞でうんざりする市内の道路は、今日はガラガラだ。このように交通が麻痺してしまったため、通勤できなかった人も多く、多くのオフィスや店、レストランが閉まっていた。この大雪による経済的損失は12億ポンドを超えるという。学校も休校。救急病院も、命に関わるもの以外は控えるようにとのお達しも出ている。でも、滅多に見られない雪に、子供たちは大喜び。あちこちで、雪合戦や、雪だるまを作っているのを見かけた。 今日はどこにも出かけたくなかったけれど、郵便局へ行く用事があったので、嫌な予感がしつつも、防寒具を着込んで雪道に足を取られながら20分かけて歩いて行ったら、やっぱり閉まっていた。。。郵便局員なら通えないほど遠くには住んでいないだろうと思っていたのが悪かった。滅多にないこととは言え、20cmちょっとの雪で、ロンドンのような大都市が機能停止になってしまうなんて情けない。先日、ロンドンとは比べ物にならない位ひどい寒気に襲われたアメリカのメディアは、この有様にちょっと皮肉気味だ。 Snowstorms from Russia hit Britain and caused the worst snowfalls in 18 years. BBC 6 o’clock reported 20cm snowfalls in London. As I wrote on January 9th, the winter temperature is rather mild in London and it rarely … Continue reading