少し前になるが、空港行きの電車の故障で、飛行機に乗り遅れたことがあった。次の便の出発は7時間後。Mはそんなに待つのは嫌だから翌日の便に変更しろとうるさかったけれど、空港内にYOtelがあるのを思い出しMを説得、ここで時間をつぶすことにした。
日本のカプセルホテルをモデルにしたYOtelは、1997年に創業しイギリスの寿司ブームに貢献、現在ロンドンを中心にイギリス、ヨーロッパ、中近東に展開する回転寿司チェーン・Yo! Sushi(ヨー!スシ)の創始者、Simon Woodroffe(サイモン・ウッドロフ)が立ち上げたミニホテルチェーンで、現在、ロンドンのヒースロー空港とガトウィック空港、アムステルダムのスキポール空港、そしてニューヨークのタイムズスクエアの計4軒営業している。
私たちが利用したガトウィック空港内のYOtelは、最低4時間利用でツインルーム料金は£70.34(4時間)。ネットで前払いだと£42.50と割安になる。空港で7時間もぼーっと過ごすことを考えると、この値段でも惜しくない。紫色の照明が怪しげな廊下を通って部屋へ。窓なし、2段ベッドと引き出し式の小さな机、椅子、トイレ&シャワーがあるだけの、寝台車を思わせる味も素っ気もない狭い部屋だけど、薄型テレビにWiFi完備、コーヒーや紅茶など暖かい飲み物は無料、食事もオーダー可能と、サービス内容はまずまず。歯ブラシ等のアメニティも売っている。部屋はとても清潔で、パリッとした上質のシーツで覆われたベッドはなかなか寝心地も良く、睡眠環境もいい。最初不機嫌だったMもよく眠ったお蔭で機嫌が良くなり、無事同日に出発、ホテルのキャンセルも免れ旅程も予定通りと、ハッピーエンド。良かった:)
A while ago, we missed our flight due to severe delay of a train to an airport. Next flight was 7 hours later. M was furious and insisted to go back home and to take the next day flight. But I wanted to fly on the day as we planned, and then I remembered about YOtel at the airport, and persuaded him to kill the time there.
Inspired by Japanese capsule hotels, YOtel is a mini-hotel chain and was launched by Simon Woodroffe, a founder of the sushi chain YO! Sushi using the Japanese style ‘kaiten’ conveyor belt in 1997, which has contributed Sushi boom in UK and now have its branches mainly in London but also in other UK cities, Europe, and Middle East. Currently YOtel are in four locations; London Heathrow Airport, Gatwick Airport, Amsterdam Schipol Airport, and Times Square in New York.